アイレーシック
アイレーシックとはイントラレースフェムトセカンドレーザーを用いたフラップ作製と、Advanced CustomVueシステム(ウェイブスキャン+Star S4 IRエキシマレーザー)による視力矯正手術です。双方の技術を活用し、一人ひとりの眼に合わせたカスタムメイドな治療プログラムを作成します。普段の見え方を左右する不正乱視にも対応できる眼球全体の歪みも矯正してくれる優れたテクノロジーです。視力の立ち上がりよく、手術直後から見えます。
レーシックをあきらめた方にも
マイクロケラトームを使うウェーブフロントレーシックより、精密に薄くフラップが作れるため、角膜が薄く以前にレーシックをあきらめた方にも適応します。一般的にはマイクロケラトームでは120μmまでしかフラップの厚みを薄くでませんが、フェムトセカンド レーザーでは90μmまで薄くできます。エッジも特殊な角度に切開されており、手術が終了しフラップを戻した時に、本来あった角膜の位置にフラップがピタッと合います。
〈アイレーシック手術〉
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■アイレーシックを作り出す手術機器
Star S4 IR® エキシマレーザー
優れたレーザーシステムを、より多くの患者様のために
アイリス レジストレーション(IR)、可変スポットスキャン(Variable Spot Scanning: VSS)や可変反復率(Variable Repetition Rate: VRR® )、3Dアクティブアイトラッキングなどのテクノロジーにより、患者個別の角膜の状況や収差に応じた手術を最適な時間で正確に行うアドバンスド カスタムビュー テクノロジーを搭載した、角膜屈折矯正手術(LASIKおよびPRK)および治療的角膜切除術(PTK)用機器です。テキストです。ここをクリックして「テキストを編集」を選択して編集してください。
■Star S4 IR® エキシマレーザーの機能
アイレス レジストレーション(IR)
虹彩認識登録システム
術前検査は座った状態で測定しますが、手術は横になっていただきます。そうしますと、眼球に自然に回転が生じます。虹彩模様認識登システムは姿勢が異なることで生じる眼球の回転、瞳孔の中心移動の補正を行う技術です。この自動補正が、正確なレーザー照射を可能にします。
ウェーブスキャンとの連携により眼球の状態を正確に把握し、エキシマレーザーを照射します。この高度な技術によって、視力回復のみならず、見え方の質を向上させ、ハロ・グレア(主に夜間、光がにじんで見えたり、まぶしく感じること)を軽減させることができます。
可変スポットスキャン 可変反復率
ダメージを最少にしつつ正確な照射を
照射回数を変化させ、安全な治療スピードを保ちながら効率よく、レーザーの照射位置・照射回数を最適化します。これにより、レーザー照射で生じる熱の角膜への影響を最小限におさえながらレーザーの照射径を調節することで、角膜の収差(光線が一点に集まらずに像がぼやけたりゆがんだりすること)も少なく角膜を正確に切除します。
3Dアクティブアイトラッキング
3次元自動眼球追尾システム
この技術は自動センタリング機能を備えており、立体的に眼の動きを捕捉します。レーシック手術中に眼球運動によって多少瞳孔が動いたとしても、正確に角膜を削ることができます。レーザー照射1回につき3回ものチェックを行うため、正確なレーザー照射を実現します。
■アイレーシックの薄く均一なフラップ作成技術
角膜の厚み=フラップの厚み+角膜床(フラップを作った残り)
角膜床が厚いほど目の強度がたもたれます。275マイクロ下回ると角膜が変形する場合があります。
■アイレーシックと従来のレーシックの見え方の違い
A
アイレーシックの見え方
B
従来レーシックの見え方
C
アイレーシックの見え方
D
従来レーシックの見え方
アイレーシックはAの写真の様に夜間の光のにじみが少なく、Cの写真の様にきれいな視界が広がります。
■アイレーシックの視力と満足度(米国AMO社資料提供)
アイレーシックはパイロットや宇宙飛行士も受けることができるレーシックです。2006年12月に米国国防省が戦闘機のパイロットに、2007年9月に航空宇宙局(NASA)が宇宙飛行士に、カナダが2009年2月に戦闘機パイロットに承認しています。